矯正治療とは、一般的には悪い歯並びをきれいにすることをいいますが、
これらの予防・改善をすることで歯の寿命を延ばすなど様々な効果を持ち合わせています。
矯正治療は成長期で、乳歯~大人の歯並び(永久歯に生えかわる)までの「第1期治療」と、大人の歯(永久歯)が生えそろった後に歯の位置を整える「第2期治療」があります。
乳歯~永久歯が混じった時期の治療で、おもに成長を利用した治療を行います(~12歳頃まで)。成長を阻害する要因を取り除いたり、骨格的なバランスを整えたり、また、大人の歯(永久歯)の生え方をコントロールしたりします。
一部を除き、永久歯が生えそろってから以下の2期治療が必要となります。
1期治療後に生えそろった永久歯の1本1本に装置をつけ、歯の根までコントロールして最終的な咬み合わせを作ります。
第1期治療 | 第2期治療 | 部分矯正治療 | |
検査料 | 38,500円 | 38,500円 | 38,500円 |
基本料 | 330,000円 | ・第1期治療から移行の場合 330,000円 ・第2期治療から開始の場合 660,000円 |
35,000円〜 |
処置料 | 3,300円 | 5,500円 | 1,100円 |
上顎前突(じょうがくぜんとつ)上の歯が前に出て生えている状態です。または下の歯全体が後ろに位置することでも出っ歯に見えます。この状態だと見た目だけでなく、前歯でくちびるを切ってしまったり、顔を強打したときに歯が折れやすくなります。 |
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下顎前突(かがくぜんとつ)出っ歯とは逆に、上の歯より下の歯が前に出ている状態です。上の顎が小さい、もしくは下の顎が大きいことでも起こります。見た目だけでなく、うまく食べ物が噛めなかったり、滑舌が悪くなる歯並びです。 |
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上下顎前突(じょうかがくぜんとつ)上の顎・下の顎ともに前に突き出ていいる状態をいいます。 |
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開咬(かいこう)噛んでいても前歯がかみ合っていない状態のことです。発音が悪くなったり、前歯でものを噛み切ることが難しくなります。舌の癖や指をしゃぶる癖が原因で起こることがあります。 |
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叢生(そうせい)歯がでこぼこに並んでいる状態のことをいいます。この状態は歯磨きのときにブラシがしっかりと届きにくく歯垢が残りやすいため、むし歯や歯槽膿漏の原因になります。 |
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過蓋咬合(かがいこうごう)上の歯が下の歯を覆ってしまう様な深く噛んでいる状態をいいます。下の歯が上の歯茎に当たり口内炎ができたり、前歯が乾くことでむし歯の原因にもなります。 |
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交叉咬合(こうさこうごう)上下の噛み合わせが横にずれている状態をいいます。左右の顎に成長の差が出ることにより顔が歪んでしまう場合があります。 |
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空隙歯列(くうげきしれつ)歯と歯の間に隙間ができている状態です。これは顎の骨の大きさに対して歯が小さいことが原因です。隙間があると食べ物が詰まりやすくなり、むし歯や歯周病の原因になります。また隙間から息漏れが生じるのでサ行・タ行・ラ行の発音が悪くなります。 |
マルチブラケット矯正歯科治療に一番良く使用されているマルチブラケットといわれる装置です。 |
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リンガルブラケット歯の裏側に装着するため、装置を表に見せずに治療が行える矯正装置です。目立ちにくいため、成人の矯正が増えるにつれて需要が高まっています。表に装着するブラケットよりも価格は比較的高く、装置の調整には時間がかかります。 |
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床装置床装置とは、床(しょう)と呼ばれるプレート状の装置を使い、治療する方法です。装置は取り外しが可能なので、食事や歯磨きがしやすいのが特徴です。特に顎が成長段階の子供の矯正に適しています。 |
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マウスピース型矯正装置透明なマウスピースタイプの矯正装置です。 |
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クリアブラケット審美性に劣る金属ブラケットに対し、目立ちにくい素材で作られたブラケットです。素材は、セラミック、プラスチック、ジルコニアなどがあり、白色または透明・半透明なので金属の物より目立ちにくいのが特徴です。ただし、金属と比べて価格が高く、素材が弱いので壊れやすいというデメリットがあります。 |